2026/03/10 22:51

介護の現場を長く見てきて

私はひとつ感じていることがあります。

それは、
本当に優しい人ほど、ひとりで抱えてしまうということです。

優しい人は、こう思います。

「私がやればいい」
「家族だから当然」
「迷惑をかけたくない」

そうして、
少しずつ自分の時間を削っていきます。

仕事の時間
暮らしの余裕
睡眠
自分の楽しみ

いろんなものを削りながら、
それでも頑張ってしまうのです。


【そもそも「優しさ」って何でしょう】

ここで、ふと考えてしまいます。

優しさって、なんだろう?

あなたが出会った
「優しい人」は、どんな人でしょう。

実はこの「優しさ」という言葉、
とても難しい言葉だと私は思っています。

本当の優しさとは何なのか。
このテーマは、
みんなで話してみたい大きな問いでもあります。

もしよかったら、
ぜひ皆さんの考えも聞かせてください。


【人は一人で誰かの人生を支えられない】

私は介護を通して
ひとつ強く思うことがあります。

それは

人は一人で誰かの人生を支えることはできない

ということです。

介護は

・体力
・時間
・心

すべてにおいて
とても大きなエネルギーが必要です。

だからこそ、人生ケアでは
**「一人で抱えない」**ということを
とても大切にしています。


【でも「頼る」ってどうやるの?】

ここで、多くの人が思うと思います。

「一人で抱えないって言うけど…
 じゃあどうすればいいの?」

「人に頼るって、どうやるの?」

実は、
私自身もわかりませんでした。

親の介護は家族のこと。
人に頼るなんて考えたこともなかった。

どうやって頼ればいいのか
まったくわからなかったのです。

だから私は、
本当に必死になって
親の介護を抱え込んでいました。

まるで、
角を生やしてしまったように。


【本当に大切なのは「支える仕組み」】

でも、今振り返ると
はっきりわかることがあります。

本当に親を大切に思うなら
一人で抱えないこと。

そして

親を支える仕組みをつくること。

これが、
とても大切なことでした。

私が親の介護を
夢中でやってきた中で、

「こうすればよかった」

と心から思うことの一つが

みんなで支える仕組みをつくること

だったのです。


【私が人生ケアを伝えたい理由】

だから今、私は
「人生ケア」という考え方を
広げていきたいと思っています。

その根底には、

「人に頼れない」

「一人で抱えないってどういうこと?」

「誰がやってくれるの?」

そう思っていた
昔の自分がいるからです。

ぎこちなくて
幼かった自分の心が
今も根っこにあります。


【介護で一番忘れてしまうもの】

もう一つ、
介護の中で忘れがちなことがあります。

それは

自分のケア

です。

疲れているとき
心が重いとき

少し休むことも
大切なケアです。

親を支える人が元気でいること。

それが
一番大きなケアかもしれません。


【でも、休んだらどうなるの?】

とはいえ、
こんな気持ちも湧いてきます。

「私が休んだら
 誰が親の面倒を見るの?」

「誰が代わりにやってくれるの?」

「お金はどうするの?」

「私が頑張らなくてどうするの?」

そんな思いが
頭の中をぐるぐるします。

そして結局
また頑張ってしまう。


自分が元気でいないと全部壊れてしまう

でも、もう一つの真実もあります。

自分が元気でいないと
すべてが壊れてしまう。

これは
多くの介護を見てきて
私が感じていることです。

親を支える人が
元気でいること。

それは
とても大切なことなのです。


【このラジオで話していきたいこと】

このラジオでは、

親と自分
両方を守る「人生ケア」

について

みんなで話しながら
一緒に考えていきたいと思います。

介護を一人で抱えないこと。
優しさの形を見直すこと。
支える仕組みをつくること。

そんなことを
ゆっくりお話していきます。

もしよかったら、
あなたの経験や想いも
ぜひ聞かせてください。


🎧ラジオはこちら
stand.fmリンク

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